不況下で成長:LinkedInとデーティング産業

As The Economy Sours, LinkedIn’s Popularity Grows という記事がTechCrunchにありました (2/14)。

LinkedInとは、ビジネス用途に特化したSNS。2002年にシリコンバレーでスタートし、今は170業界、登録ユーザー数は3500万人というSNSです (日本ではそこまで流行っていない?)。

この記事では、昨年12月から1月にかけて、LinkedInがより使われるようになったと述べられています。
・実質ユーザ数: +22% (630→770 (万人))
・利用時間: 2倍 (4760→9680 (万分))

# 利用時間2倍というのは、すごいですね。



「不況下で成長する産業」という点で、別の記事。
The New York Timesより、The Recession. Isn’t It Romantic? という記事。
こちらは、不況下でデーティング(オンラインもオフラインも)産業が成長しているという内容です。成長する理由としては、
・インターネットを使える時間が増えたから
・ブラインドデート(友人の紹介によるデート)に比べ、安価だから
・パートナーを得て、安心感を求めたいから
などだそう。


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どちらの記事にも共通するのではないかと思ったのは、効率化です。不況下で金銭的その他に余裕がなくなってきたときに、無駄を省こうとして、効率化に意識が回るのだと思います。
あまり根拠はないですが、今回の不況が落ち着く頃には、世の中の様々な仕組みがより合理的になっているのではないかと思います。

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