グーグル検索履歴が決め手で有罪に。

グーグルの検索履歴が証拠となってひき逃げ犯が有罪になったという記事(
Police Blotter: Google searches nab hit-and-run driver, 1/15)が、CNETにありました。

事件の概要は次の通り:
ある晩にカリフォルニアで女性が交通事故に遭い、亡くなりました。その犯人は放置し逃走したのですが、後日、車の特徴を元に容疑者が割り出され、自宅からは凹んだ車が発見されました。車からは被害者のイヤリングが見つかりました。

この車が事故を起こしたのは明らかなので、争点は、事故発生時に犯人が被害者の救護を怠ったか否かです。容疑者は、確かに大きなものをひいたが、大きな動物でまさか人だとは思わなかったと供述したそうです。

しかし、容疑者は事故後にインターネットで、「車 ガラス 報告義務 法的措置」、「車 ディーラー 州外」「車 ガラス ラスベガス」、「車 部品」、「車 盗難」、「モラガ警察」などに混じって、「ひき逃げ」といったサイトを検索したことが分かり、このため「容疑者は、遠くの場所に車を修理に出そうとし、また法的な措置を回避しようとした」と判断されました。

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気づかないうちにネットに情報を置いてしまっていることが非常に多くあると思います。特に、グーグルの検索履歴保存機能(ウェブ履歴)。過去の検索履歴や過去の閲覧履歴が役立つことがあるため、私も使っているのですが、これは本人に関する色々な情報を外部に提供していることになると思います。
# こう考えると、グーグルへのアクセスを禁止する会社がある理由も分かります。

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