オンライン診察がハワイで開始

ウェブカメラを使ったオンラインでの診察サービスがハワイで始まる(1/15-)という記事(Doctors Will Make Web Calls in Hawaii)がニューヨーク・タイムズにあります。

患者が自宅からサービスにアクセスし、医者はウェブカメラの情報と過去の診療記録を参照しながら、診察すするサービス。診療は基本10分、10ドル(保険非加入者は45ドル)だそうです。
主なターゲットは、診療を受けるのに手間がかかる人。すなわち保険非加入者、予約待ちをしたくない人や診療所が遠い人だそうです。
対面での診察でないと重要な兆候を見逃すことはないのか心配も上がっているそうですが、このサービスは聴診器のような診察を助ける道具と一緒だという見方もあるそうです(なるほど確かに...)。手術後のフォローや、家にいる高齢者には便利で、ウェブカメラではわからない病気もあるが、緊急性があるか否かが分かるだけでも有効だと書かれています。


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このサービスは、ハワイ(のことは良くわかりませんが)のような診療所まで行くのが大変な地域だからこそ始まったのかもしれません。

私は日本でも始まって欲しいと思います。しかし、例えば誤診をしたらどうするかとかセキュリティはどうするかなどの問題がとても面倒そうなので、流行するまでには時間がかかりそうですが。

このサービスはITの利点が非常に良く現れていると思います。外国の友人とのテレビ電話、お店や旅行の予約、本や洋服の購入から、銀行振込まで、ありとあらゆることが家で済ませられるという時代、診察のために外出し時間を費やすのはとても面倒だと思います。(しかも病気の時こそ外には出かけて行きたくないですし...) そんなところで簡単に診療を受けられるのなら、とても便利になると思います。

また、このサービスが普及すると、簡単に医者とコンタクトできるということになり、今までなら「医者に行くほどの重病でもないから...」と思って病院に行くのをためらっていた場合でも医者に相談しやすくなり、従って重病の兆候を見逃すようなこともなくなるのではと思います。

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