マグロの乱獲 ("Hunting for Tuna: The Environmental Peril Grows")

マグロの乱獲が問題となっているとの記事が、Timeにありました(Hunting for Tuna: The Environmental Peril Grows, 週刊誌では"A Tough Catch"というタイトル)。

この記事によれば、現状は次の通り。
・マグロの個体数はここ数十年の間に激減。
・現在の状態が続けば、早くて2012年には、地中海産のクロマグロはいなくなる。(World Wildlife Fundの試算)
・違法的に獲られている例も多い。
マグロは生態系のトップに位置する種であり、マグロが減ると生態系のバランスが崩れてしまうそうです。

実は、全世界で獲れるクロマグロ60,000トンの80%は、日本で消費されるのだそうです。
日本に対する批判も所々に書かれています...
・日本人の漁獲団体は、マグロを捕りすぎていることを認識せず、漁獲量を制限しようともしない。
・日本人はマインドセットを変えるべき。

サンフランシスコやシアトルには、sustainable-sushi bar (たくさん獲れる魚のみを提供する寿司屋) があるのだそう。

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記事を読んでいて、日本人の感覚はこの事実からはかけ離れているように感じました。(こう感じているのが自分だけなら幸いですが...)
マグロ問題は、日本国内でもっと重要視されるべきだと思います。そして日本が率先して、対策を打ち出して行ければ良いのですが...。

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