# 久しぶりの投稿です。
Time (6月15日)に、Twitterに関する非常に興味深い記事がありました: How Twitter Will Change the Way We Live(Twitterによって生き方がどう変わるか)。
# Timeの表紙にもなっているのですが、それほど、いまTwitterが注目されているということなのだろうと思います。
Twitterの性質として、次の4つが挙げられています。
1. 会話がオープン化 (Open Conversation):
今までは単なるプライベートな会話だったものに、周囲の人が参加できるようになった。
2. 常に新鮮なウェブを作り上げた (The Super-Fresh Web):
Twitterを使って、人々は「今」何を考えているのかを知ることができる。「コービー・ブライアントについて、記事を見たければGoogle検索、数秒前に彼が何を決めたかを知りたければ、Twitterで検索」というような感じ。
3. ユーザーが改造しながら進化 (From Toasters To Microwaves):
ユーザ自身が機能を追加し、Twitterが進化している (例えばハッシュタグ(※) )。
Twitterの特徴のソーシャルネットワーク・サーチ・リンク共有 を考えると、近いうちに、あらゆる情報がTwitterに載るようになるだろう。
※ ハッシュタグ: "#news" "#iphone" のような#から始まるタグ。トウィート(つぶやき)の中に書くと、トウィートのカテゴリ分けができます。
ちなみに、今ホットな(すなわち多くの人がトウィートしている)話題は、http://hashtags.org/で見られます。現時点のトップ2は、#iranelection と #squarespace。
4. ユーザがイノベーションを起こした (End-User Innovation):
Twitterは技術的には難しくないが、その価値は、ユーザが使いながら作り上げていった。(ハッシュタグ、検索、1万ものアプリケーションなど...)
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どれもなるほどと思えるものばかりです。こうやってTwitterを見てみると、1. 人々にとって「情報」とは何か 2. イノベーションの起き方 が大きく変わりつつあるのだろうと感じました。(1については「アンビエント・ファインダビリティ」(Peter Morville著) が参考になりそうです。)
世界が変わりつつある... と考えるととてもワクワクします。そして同時に、日本が世界から置いていかれそうな気もします。
最後に...
なぜ日本ではそこまでTwitterが流行らないのでしょう。多分それなりの理由があるように思います。
しかも、匿名掲示板は、上の1〜3をそれなりに満たしているように思います。
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