創造力開発

先日、創造力に関するセミナーを受講しました。

その中で「いま気になっていること」や「今年度中に実現したいこと」を列挙するというワークをやったのですが、自分が思っている以上にアイディアは出てくるものだなぁと感じました。
脳を上手く使えるようになれば、思った以上の力を発揮できるような気になりました。(←これは大方で真、別の意味で偽だと思います。)

今読んでいる本、『リファクタリング・ウェットウェア』にも、脳を効率よく使うための方法が書かれています。

その一つの訓練として取り挙げられている方法は、「モーニングページ」というもの。これは、朝、起床後すぐに、自分の思っていることをひたすら書くというトレーニングです。この方法のねらいは、脳のRモード※の全体像を捉えること。

さっそく明日からやってみようかなぁ。


※Rモード (Rich mode):
脳を2種類のモードにモデル化したときに、直感・問題解決・創造性などにつながる方。もう一方は、Lモードと呼ばれ、言語的・分析的・論理的などを扱う。

How Twitter Will Change the Way We Live

# 久しぶりの投稿です。

Time (6月15日)に、Twitterに関する非常に興味深い記事がありました: How Twitter Will Change the Way We Live(Twitterによって生き方がどう変わるか)。

# Timeの表紙にもなっているのですが、それほど、いまTwitterが注目されているということなのだろうと思います。


Twitterの性質として、次の4つが挙げられています。

1. 会話がオープン化 (Open Conversation):
今までは単なるプライベートな会話だったものに、周囲の人が参加できるようになった。

2. 常に新鮮なウェブを作り上げた (The Super-Fresh Web):
Twitterを使って、人々は「今」何を考えているのかを知ることができる。「コービー・ブライアントについて、記事を見たければGoogle検索、数秒前に彼が何を決めたかを知りたければ、Twitterで検索」というような感じ。

3. ユーザーが改造しながら進化 (From Toasters To Microwaves):
ユーザ自身が機能を追加し、Twitterが進化している (例えばハッシュタグ(※) )。
Twitterの特徴のソーシャルネットワーク・サーチ・リンク共有 を考えると、近いうちに、あらゆる情報がTwitterに載るようになるだろう。

※ ハッシュタグ: "#news" "#iphone" のような#から始まるタグ。トウィート(つぶやき)の中に書くと、トウィートのカテゴリ分けができます。
ちなみに、今ホットな(すなわち多くの人がトウィートしている)話題は、http://hashtags.org/で見られます。現時点のトップ2は、#iranelection と #squarespace。

4. ユーザがイノベーションを起こした (End-User Innovation):
Twitterは技術的には難しくないが、その価値は、ユーザが使いながら作り上げていった。(ハッシュタグ、検索、1万ものアプリケーションなど...)


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どれもなるほどと思えるものばかりです。こうやってTwitterを見てみると、1. 人々にとって「情報」とは何か 2. イノベーションの起き方 が大きく変わりつつあるのだろうと感じました。(1については「アンビエント・ファインダビリティ」(Peter Morville著) が参考になりそうです。)

世界が変わりつつある... と考えるととてもワクワクします。そして同時に、日本が世界から置いていかれそうな気もします。

最後に...
なぜ日本ではそこまでTwitterが流行らないのでしょう。多分それなりの理由があるように思います。
しかも、匿名掲示板は、上の1〜3をそれなりに満たしているように思います。